今回はいしだ絵里先生の【ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました】を紹介します。
タイトルを見て「義姉弟の王道ラブコメかぁ」と思った人がほとんどだと思います。
私もその一人。
でもコレは、王道から少しだけ外れてる作品です。
簡単に説明すると、
トラウマを抱えた主人公が、キラキラした弟と出会い、トラウマを克服していく物語。
なのですが、この説明じゃ簡単すぎるっっ!!
ネタバレを含みますのでご了承ください。
【ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました】あらすじ
幼少期のトラウマが原因で、自分のことを汚いと思うようになった結(ゆい)は、人と直接触れ合うことができずにいた。
そんなある日、父親が再婚することになり、キラキラした弟が2人できました。
義弟の冬吾(とうご)と紫(ゆかり)は、結の症状が良くなるよう、少しずつ距離を縮めていくのだが・・・
【ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました】の感想
- 登場人物それぞれが持つトラウマ
- 結の親友・丹羽の想い
- 弟二人が魅力的
- 強迫性障害を克服しようと頑張る結を応援したくなる
- お父さんの結に対する愛情が泣ける
登場人物それぞれが持つトラウマ
タイトルを見て「義姉弟の王道ラブコメかぁ」と思った人がほとんどだと思います。
ところがこのマンガは、ちょっとテイストが違います。
実はかなりシリアスなマンガで、それぞれが抱えてるテーマは結構重め。
コメディが強いのが救い。
まず主人公の結は「ネクラ」というよりも、トラウマで強迫性障害になった対人恐怖症。
母親からネグレクトを受け、自分を汚いと思い込み、人と関わりを持つことに異常に恐怖心を持っています。
冬吾は生まれた時から母子家庭で育ったため、重度のブラコンでシスコン。
紫も同じく父子家庭で育ったため、冬吾ほどではないけどブラコン。
そんなクセある登場人物の中で私が注目したのは、結の親友・丹羽なつめ(にわなつめ)です。
結の親友・丹羽の想い
丹羽はストーカーのように、常に結と一緒にいて、結のために冬吾や紫に真剣に説教します。
「美人変人」と言われようとも、「ゴリラ属」と言われようとも、とにかく結のためなら熱くて真っすぐで一生懸命。
それにはある理由があります。
その理由がわかるのは2巻。
何となくそうかなぁと思いながら読んでいて、その理由が確実になったとき「やっぱり!」って思ったと同時に、また1巻の1話目から読み直してる自分がいました。
「なんとなく」と「確信をもって」では、だいぶ受ける印象が違います。
もうそこから先は、丹羽が出てくるたびに胸が締め付けられる自分がいました。
あぁ、切ない!
4巻20話目の丹羽がねぇ、もうホントに切なくてねぇ。
読んで泣いてしまいました。
自分が抱えている想いを冬吾に伝える丹羽。
最初は淡々と、そして冬吾の胸ぐらを掴んで思いのたけをぶちまける丹羽の姿に涙が出てきました。
冬吾のモノローグで
「切実な丹羽の想いが痛いくらい聞こえる」
って書いてあるけどホントその通りで、読んでるコッチも胸がきゅぅってなります。
このとき、丹羽が自分の生い立ちを語っているのですが、そこからの一連の流れがドラマのワンシーンのようで必見です。
丹羽がどうしてこんなにも唯にこだわるのか。
丹羽の過去がわかるのは6巻29話と最終話。
もう涙なくしては読めないし、また最初から読み直したくなります。
無限ループ(笑)
丹羽におばあちゃんがいて良かった。
丹羽に天音(あまね)がいて良かった。
丹羽に結がいて良かった。
弟二人が魅力的
冬吾は生まれた時から母子家庭で育ったため、重度のブラコンでシスコン。
紫も同じく父子家庭で育ったため、冬吾ほどではないけどブラコン。
お互いがお互いを大事に思っていて、言いたいことも言い合う。
「愛してる」
「知ってる」
って言い合う姿に、漫才師オードリーの二人を重ね合わせたのは私だけじゃないハズ(笑)
この2人は全編通して尊いのだけど、尊さが際立つのはやっぱり6巻の28話。
チビッ子冬吾&紫が可愛すぎです。
ネットで感想を読むと、読者にはイマイチ人気がない冬吾だけど、この話を読んだら少しは冬吾の株も上がるんではないだろうか?
ちなみに私は紫派です。
でもやっぱり丹羽が好き。
強迫性障害を克服しようと頑張る結を応援したくなる
手袋をして冬吾と紫に触る練習をする結がカワイイ。
とにかく、結が病気を発症してから現在までの過程が壮絶すぎて涙が出てくる。
早く良くなりたいって焦る気持ちもわかるけど、
「焦らなくてもイイんだよ。ゆっくりでいいんだよ」
って伝えたくなってしまう。
病気に甘えることなく、卑屈にもならず、早く良くなりたいと前向きな結を応援したくなります。
そして話が進むにつれ、少しずつ表情が柔らかく明るくなっていく結に、読んでる私も救われるのです。
4巻17話で、冬吾が人嫌いについて説明するセリフ。
「人に一番向き合っているのは、人嫌いの結だと思う。
他人のことを真剣に考えられない人は、他人を嫌いにすらならないから」
って言葉が印象的です。
お父さんの結に対する愛情が泣ける
最初の1話2話を読んだだけだと「なんだこの父親!?」って思うかもしれないけれど、読み進めていくと、子供の頃からの結に対する愛情の注ぎ方に涙が出てきます。
なんて娘思いの父親なんだ!
結の笑顔を取り戻すため、試行錯誤するお父さんにほっこりします。
わたしもこんな、残念だけど優しくて暖かい人になりたい。
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【ネクラには刺激が強すぎるキラキラした弟が2人もできました】の感想:まとめ
タイトルを見て「義姉弟の王道ラブコメかぁ」と思って読まずにいた人もいると思います。
けれど実はかなりシリアスなマンガで、それぞれが抱えてるテーマは結構重め。
でもやっぱり、義姉弟で恋愛に進展していくので、そういうのが苦手な人にはオススメしません。
あと、幼少期にトラウマがある人はどうなんだろう・・・?
トラウマがフラッシュバックしてしまう人は読まない方がイイかもしれません。
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