今回紹介するのは、山田ヒツジ先生の【デキる猫は今日も憂鬱】です。
家事ができないOLが、ハイスペック男子と恋仲になる話はよくあるけれど、そのお相手が猫という、ちょっと他に見ない画期的なマンガです。
仕事から帰ってきたら、お夕飯ができてたり、掃除洗濯がすんでる生活、憧れませんか?
しかも、家事全般をやってくれるのがカワイイ愛猫だなんて、なんとも羨ましい!
なんで我が家には諭吉がいないんだ!
なんで私はサクじゃないんだ!!
何とも言えないこの気持ち。
でも読み終わるころには心もホッコリ。
猫好きな人はモチロン、日々毎日を忙しく過ごしてるアナタにも、癒しを求めてるアナタにもオススメのマンガです。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
【デキる猫は今日も憂鬱】のあらすじ
福澤幸来(ふくざわさく)は、黒猫の諭吉(ゆきち)と暮らしているOL。
ところがこの諭吉、普通の猫とはちょっと違う。
どう違うのかというと、まずは見た目。
2本足で歩き、熊に見えるくらいの大きな身体。
そして、人語をしゃべることはできないけど意思疎通はできる知能。
それだけでなく、料理や掃除、裁縫やDIYまでできるハイスペック猫なのです。
家事が壊滅的なOL・サクのために、毎日お弁当を作り、部屋の掃除をし、夕飯を作る。
サクが疲れて帰宅すると、風呂場に連れていき、ドライヤーで髪の毛を乾かし、マッサージをする。
あらゆる家事を完ぺきにこなすデキる猫・諭吉とズボラOL・サクの日常4コママンガ。
【デキる猫は今日も憂鬱】の登場人物
福沢幸来(ふくざわ さく)
諭吉の飼い主のOL
仕事以外の生活能力が壊滅的な、諭吉いわく「ダメな人間」
諭吉を拾うまではゴミ屋敷の玄関部分で寝起きしていた。
諭吉とビールがあれば幸せに生きていける。
諭吉(ゆきち)
超絶有能なツンデレ猫。
サクの言動にイラッとすると舌打ちをする。
子猫の頃、凍死寸前のところをサクに拾われ、飼い猫となった。
初めは普通の猫だったけど、サクと一緒に暮らすうちにデキる猫へと成長を遂げる。
一人称は「吾輩」
織塚 薫(おりづか かおる)
サクの上司。
サクが猫を飼っていることは知っているが、熊のように巨大な諭吉のことはサクの友達が着ぐるみを着ていると思っている。
優芽(ゆめ)
薫の姪で3歳。
アイドルグループ「UMYU-Sea」のファンで、水族館で行われたイベントがきっかけでサクや諭吉と仲良くなった。
諭吉のことを「ユキちゃん」と呼んでいる。
お隣のおばあさん
サクと同じマンションに住む高齢の女性。
サクが諭吉を拾ってきた時からの知り合い。
【デキる猫は今日も憂鬱】の魅力
- 諭吉のツンデレがカワイイ
- 登場人物全員がイイ人
諭吉のツンデレがカワイイ
サクの言動にイラッとすると舌打ちをする諭吉だけど、サクのために家事を頑張る諭吉がホントに可愛いし癒し。
サクがさり気なく褒めると、嬉しそうにテレる姿が愛おしい。
食事が豪華になったり、ビールがプレミアムになったり。
サクが無自覚なのもまたオモシロイ。
登場人物全員が優しい世界
諭吉は近所のスーパーに買い物に行くし、ゴミ出しもします。
熊みたいに大きな猫が町中をうろついていたら大騒ぎどころじゃないハズ。
でも、このマンガの登場人物はみな、諭吉を不審に思いながらも存在を受け入れています。
となりに住んでるおばあさんとは井戸端会議もするし、スーパーの店長さんは諭吉が大好き。
レジの仁科さんは諭吉を変質者だと思ってるけど普通に接客するし、街の人たちは諭吉を着ぐるみだと思って接します。
着ぐるみでも十分アヤシイんですけどね、普通は(笑)
【デキる猫は今日も憂鬱】疲れた身体に一服の清涼剤のようなマンガ
毎日一生懸命働いて、ボロボロになって家に帰ったら、温かいご飯ができている生活。
なんて素敵なんでしょう。
酔っぱらって帰っても、ちゃんとお世話してくれる人がいる生活、憧れます。
その相手が愛猫だなんて、ホントに夢のようです。
飼い主には愛想が悪いけど(笑)
割烹着を着た熊のような猫に、アナタも癒されてみませんか?
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【デキる猫は今日も憂鬱】は、2023年7月から9月まで、毎日放送・TBSでアニメが放送されました。
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この機会に、ぜひ観てください。
動く諭吉に癒されること間違いなしです!
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