今回紹介するのは、桂正和さんの【ウイングマン】全13巻・完結です。
1983年から1985年に、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた【ウイングマン】が、2024年になってドラマ放映されることになりました。
今から40年も前の作品にもかかわらず、今になってドラマ化されるには、何らかの理由があるはず。
それは、【ウイングマン】が面白いからです!
1984年にはアニメ化もした【ウイングマン】
今現在でも通用する面白さを、原作を読んで堪能してみてはいかがでしょう?
ただのバトルものではない、人間関係の複雑さも織り交ぜながら展開していくので、女性でも楽しめる作品です。
忘れてしまった子供のころの夢を、思い出してみませんか?
ネタバレを含みますのでご了承ください。
【ウイングマン】のあらすじ
- アオイとの出会い
- 異次元都市・ポドリムス
アオイとの出会い
広野 健太(ひろの けんた)は、正義の味方に憧れている中学生。
学校でクラスメイトが校則違反すると、自作のコスチュームに変身(着替え)して大騒ぎするので先生たちから迷惑がられていたが、生徒たちは授業がつぶれる事を喜んで健太を煽っていた。
ある日、健太は担任の松岡(まつおか)に怒られ、出席簿で叩かれて気絶してしまう。
保健室で目を覚ました健太は、クラスメイトの小川 美紅(おがわ みく)に話しかけられたことがきっかけで、美紅に恋心を持つようになる。
その日の帰り道、健太の頭上から一人の少女とノートが落ちてきた。
気を失っていた少女を連れ帰り、一緒に落ちてきたノートに自作のヒーロー・ウイングマンを描くと、本当にウイングマンに変身してしまった。
そのノートは書き込んだことを現実にしてしまう「ドリムノート」で、少女は「ドリムノート」を消滅させるため、異次元都市・ポドリムスから三次元にやってきたという。
「ノートを捨てるならオレに使わせた方がいいぞ」と言う健太に「ノートをあげる代わりにポドリムスに行って欲しい」と少女が提案する。
少女の名はアオイ。
アオイの父親・Dr.ラークが「ドリムノート」を作ったのだが、ポドリムスを支配する独裁者・リメルが悪用する事を恐れ、アオイに託し秘かにポドリムスから脱出させたのだった。
異次元都市・ポドリムス
リメルを倒すためアオイと共にポドリムスに乗り込む健太。
そこへリメルの幹部・キータクラーがDr.ラークを連れて現れ「ドリムノートをわたすなら父を返してやる」と詰め寄る。
キータクラーを倒すために、ウイングマンに変身する健太だったが、「ドリムノート」に変身の事しか書いてなかったため、キータクラーに袋叩きにされてしまう。
キータクラーの隙をついてDr.ラークを救出し脱出を図るも、キータクラーが放ったビームでDr.ラークが負傷してしまう。
Dr.ラークは自分の記憶をアオイに預け、健太とアオイを三次元へと逃がした。
ディメンションパワーで健太の「いとこ」という潜在意識をうえこんだアオイは、広野家で暮らし始める。
そして、本物の変身ヒーローになる能力を身につけてしまった健太は、三次元人の奴隷化やドリムノート強奪を企むリメルと、人知れず戦っていくことになる。
【ウイングマン】の感想
- 女性でも楽しめる少年漫画
- ウイングガールズが魅力的
- キータクラーがカッコイイ
- ほどよいちょいエロ
- 最終話が泣ける
女性でも楽しめる少年漫画
正義の味方に憧れる中学生男子が主人公の漫画なんて女性が読んでも楽しめるのか不安かもしれません。
けれどこれがなかなか面白いのです。
まず、健太の成長。
最初はウイングマンの必殺技などに身体が耐えられずまともに戦えなかったけれど、特訓して武器や必殺技などを使いこなすことが出来るようになっていきます。
その過程が面白いし、矛盾点がないのが凄いなぁって思うのです。
ストーリーも、「悪者を退治する」という軸をブレさせずに、人間関係の複雑さを織り交ぜながら、どんどん展開していくところも、女性でも楽しんで読める要因の一つだと思います。
「ハーレム漫画」にありがちな人間模様なのだけど、健太はモチロン女の子たちもみんな魅力的で、健太じゃなくても悩んじゃいます。
なにより、桂先生が楽しんで描いているのが読んでて伝わってくるのです。
それが一番だと思います。
ウイングガールズが魅力的
5巻で「ウイングガールズ」が結成されます。
メンバーは、
アオイ、美紅、森本 桃子(もりもと ももこ)、布沢 久美子(ふざわ くみこ)の4人。
どの子もみんな魅力的で個性があって、連載当時も人気がわれて「どの子が一番人気」ってのがなかったように思う。
私は健気な子が好きです。
そして、コスチュームもカワイイ。
一人一人デザインが違うのがイイよね。
アオイ(夢 あおい)
しっかり者で面倒見が良い、みんなのお姉さん的存在。
父親は人質に取られ、故郷を追われ、恋人には裏切られるという、なかなかハードな人生を背負いつつも、みんなの前では気丈に明るく振舞う姿に、大人の魅力を感じます。
あと、健太に恋心を抱きつつも表には出さず、ただ健太の幸せを考えて行動するところが、健気で切ないのです。
非常にスタイルがよく、お色気シーン担当。
小川 美紅(おがわ みく)
ある事件がきっかけで自分の想いを健太に告白し、健太からも告白され付き合うことに。
内気でぶりっ子だけど、けっこう正義感が強い。
でもすぐ気を失っちゃうところがなぁ・・・
と思うのは、私の心が狭いからでしょうか。
初登場のときから健太のことを好きだったので、いつからどうして健太が好きなのかはわからないのだけど、美紅自身が正義感が強いから、健太の正義感に惹かれたんだろうねぇ。
森本 桃子(もりもと ももこ)
ヒーローが大好きな女の子で、ヒーローアクション部のセイギピンク。
健太が本物の敵と戦っていることを知り、自らも戦いに参加する。
小学校時代のある事件をきっかけに、健太のことを一途に想っている健気な子(7巻)
10巻のバレンタインの話が、最高にカワイイ!
メンバーの中ではスタイルもよく、アオイとならんでお色気シーンが多い。
布沢 久美子(ふざわ くみこ)
トラブルメーカーなので、人気は薄い・・・かな。
でも、この子がいなければウイングガールズは結成されなかったので、功績は大きい・・・ハズ(苦笑)
みんなを色々と引っかき回した(ようなイメージがある)久美子の最大の見せ場は13巻かな。
って、ずっと出演してて見せ場が最終巻て・・・
キータクラーがカッコイイ
主要人物以外でも魅力的なキャラが多いのが、【ウイングマン】の面白さの要因。
中でも、リメルの幹部・キータクラーが最高にカッコイイです。
自分がウイングマンを倒すことを優先して、幹部の一人・シャフトの妨害をしたため、リメルに裏切り者として幽閉されてしまう。(4巻)
幽閉されちゃうのだけど、そこからのキータクラーがカッコイイのですよ!
遠隔操作でテレビ局から盗んだ特撮ヒーローの着ぐるみを操り、リメルの刺客から健太をフォローするのです。
その正体が明らかになるのはリメルとの最終決戦のとき。(9巻)
匂わせはたびたびあって「やっぱり絶対そうだよなぁ」とは思ったのですが、敵対してたキータクラーが、健太のフォローをしていたということがカッコイイじゃありませんか!
リメルを倒した後の後編「帝王ライエル編」(9巻)以降も、キータクラーはちょいちょい登場。
バグプラスに夢を食べられ、ウイングマンに変身しなくなった健太に活を入れるところとか、たまらないですねぇ(11巻)
ほどよいちょいエロ
女の子の洋服が、簡単に破れすぎ(笑)
ちょいちょい裸体があらわになるのだけど、それがやらしくないのです。
戦闘シーンが長くて間延びしてきたなぁってタイミングで、クスッと笑えるちょいエロが挟まるので、不快感もあまりないです。
連載当初からそういったちょいエロはあったけど、9巻から始まる「帝王ライエル編」からは、ちょいエロが増えてきたように思います。
桂先生の画力がどんどん上がっていくに連れて、ちょいエロもどんどん魅力的になっていくのが、【ウイングマン】の特徴の一つだと思います。
最終話が泣ける
ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、涙なくして読めません。
キータクラーもアオイも、2人ともカッコイイのです。
特にアオイ!もうこんなに泣かせないで!!
アオイさんはこれから幸せになるのかなぁ。
幸せになるとイイなぁ。
電柱と学生カバンの使い方がホントに絶妙です。
桂先生は天才だぁ!!
【ウイングマン】どこで見れる?
ドラマ【ウイングマン】は、2024年10月23日(22日深夜)からテレビ東京にて放映されます。
広野健太を藤岡真威人さん、アオイを 加藤小夏さんが演じます。
10月16日より『DMM-TV』にて先行配信され、全10話(予定)です。
劇中におけるポドリムス人の会話シーンは、テレビ版ではポドリムス語の音声に日本語の字幕で表現されていますが、『DMM-TV版』は日本語吹き替えとなる違いがあります。
また、1984年2月7日から1985年2月26日までテレビ朝日系列にて【夢戦士ウイングマン】のタイトルでテレビアニメが放映。全47話。
テレビアニメ版も、『DMM-TV』で観ることができます。
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【ウイングマン】のあらすじと感想:まとめ
正義の味方に憧れている中学生・健太が、異世界都市・ポドリムスからやってきたアオイと出会い、本物の変身ヒーローになって、独裁者・リメルと戦うお話。
ただのバトルものではない、人間関係の複雑さも織り交ぜながら展開していくので、女性でも楽しめる作品です。
藤岡真威人さん、加藤小夏さん主演で2024年10月23日(22日深夜)からテレビ東京にてドラマ化。
ドラマは『DMM-TV』にて先行配信され、1984年に放映されたアニメ版も、『DMM-TV』で観ることができます。
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